高梁市は、成羽複合施設整備事業について、建築、電気、機械設備を3分離で12月中に発注するため、準備を進めている。建築は3社JV、電気と機械設備は単体企業による指名競争により入札する予定。
同事業は、旧成羽総合福祉センター(成羽町下原606他)の跡地に、老朽化した周辺公共施設を再編するため、成羽地域局や成羽文化センター(公民館・図書館)、文化ホールなどの機能を集約した複合施設を整備する。
規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2240平方b。1階には地域局、公民館、文化ホールの他、観光協会を配置する。2階には図書館を設ける。建築工事などは20年4月ごろに終え、続けて外構工事を発注。同年夏ごろのオープンを目指す。
実施設計は綜企画設計(岡山市北区)が担当。
同市は2018年度当初予算に18〜19年度の2カ年の継続費として11億5810万円を盛り込み、18年度分として6億9930万円を計上。当初、8月にも発注する予定だったが、7月豪雨災害の復旧対応を優先するため、発注時期の見直しを行っていた。
「提供:建通新聞社」