福井県政策推進課は、「福井県大阪事務所に関する調査および事務所活用策の検討業務」について、一般競争入札で開札の結果、270万円で三菱UFJリサーチ&コンサルティングに落札したと公表した。
大阪事務所は大阪市中央区瓦町2丁目2―14に立地し、土地、建物とも県が所有。さらなる活用を図るため、現事務所エリアの特徴を調査し特徴を把握するとともに、その特徴を踏まえた事務所活用策や事務所整備の可能性を整理し、今後のあり方検討の基礎資料とするのが狙い。
委託内容は、(1)現所在地エリアの現状および将来性の分析・比較(2)機能検討(3)機能を最大限発揮させる手法の検討―。(2)では「北陸新幹線の大阪開業に向け、今後、大阪事務所が新たに持つべき機能、強化すべき機能を検討」としており、(3)には、手法の実施に必要となる事務所の活用・再整備に関する検討も包含。委託期間が19年3月15日まで。
(3)の具体的な内容は、▽改修、建替の必要性や手法について、PFI、民間整備など民間資本活用の可能性も含め検討▽民活の事業スキームはPFI、リース、賃貸借など幅広い中から検討▽各事業スキームの想定事業収支の試算および従来方式(県運営)との比較▽調査内容を踏まえ、大阪事務所の活用・再整備案を提示―など。