高知大学は、付属病院再開発整備基本設計の公募型プロポーザルを行った結果、内藤建築事務所(京都市)に業務を委託した。期間は2019年11月20日まで。委託料は1770万円。プロポーザルには他に久米設計(東京都江東区)が参加していた。
再開発は付属病院の第1病棟を対象に、老朽化対応と機能改善を目的として改修もしくは改築を検討する。維持管理コストや環境対策なども基準に改修と改築の複合も含め、設計者の提案を取り入れながら複数案を比較検討し、案を絞り込んだ後、基本設計を行う。
現在の第1病棟は1980年建設で、規模は鉄筋コンクリート造7階建て約2万平方b。基本設計完了後は速やかに実施設計、建設と進めたい意向だが、現時点では補助金の交付次第でスケジュールは流動的としている。工事場所は南国市岡豊町小蓮。
提供:建通新聞社