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大阪市と道修町まちづくり協議会（会長、土屋裕弘・田辺三菱製薬会長）は、道修町通の整備に関する基本確認書を締結した。官民連携で同地の無電柱化、道路整備事業に取り組み、新しい集客拠点化を目指す。
　確認書では、大阪市中央区道修町２、３丁目の道修町通を対象に、無電柱化と道路整備事業を実施する。整備延長は約５００�bで、２０２０年度の完成を目指す。
　10月30日に大阪市役所で行われた締結式で、吉村洋文市長は「道修町は大阪市民に愛されている地区。市内での大規模な無電柱化事業はこれまで前例がない。官民連携で取り組めることをうれしく思う」と歓迎した。また、土屋会長は「市の協力の下で無電柱化を進め、道修町の景観向上、災害に強いまちづくりを目指していきたい」と述べた。
　道修町まちづくり協議会は15年９月に発足。地元の製薬企業や神社、住民などが主体となり、市と連携しながらハード・ソフト両面の整備を進めている。