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　神奈川県のまとめによると、２０１８年度第１四半期に発注した条件付き一般競争入札工事の平均落札率が93・23％だったことが分かった。件数93件は総発注工事の８割を占めている。平均落札率を前年度同期と比べると１・31ポイントの上昇。前期（17年度第４四半期）比では０・06ポイントの下落となった。工事系委託は１３２件のうち１０９件が条件付き一般競争入札で、平均落札率82・45％。前年度同期比で１・08ポイント、前期比で０・55ポイントの上昇。
　18年度第１四半期に発注した件数は工事と工事系委託を合わせて２４７件。その内訳は、総務局２件、環境農政局25件、県土整備局１３６件、企業庁58件、教育局14件、警察本部12件となっている。
　このうち、発注工事件数は合計１１５件。条件付き一般競争入札案件は93件（総務局１件、環境農政局８件、県土整備局38件、企業庁35件、教育局４件、警察本部７件）だった。
　指名競争入札工事は13件（環境農政局２件、県土整備局２件、企業庁９件）を発注。平均落札率94・55％は、前年度同期比で１・７ポイント、前期比で０・85ポイント上昇している。
　随意契約工事の平均落札率は前年度同期比８・54ポイント上昇の96・５％。前期比では０・28ポイントの上昇。発注件数９件の部局別内訳は総務局１件、環境農政局２件、県土整備局１件、企業庁３件、警察本部２件。
　一方、工事系委託は合計１３２件。このうち、条件付き一般競争入札案件は１０９件で、環境農政局11件、県土整備局78件、企業庁10件、教育局７件、警察本部３件がその内訳。
　指名競争入札案件は県土整備局９件、教育局１件の合計10件。平均落札率は84・41％で、前年度同期比で０・21ポイントの下落、前期比で２・59ポイントの上昇となった。
　随意契約は13件で平均落札率98・84％。前年度同期比０・59ポイント、前期比０・89ポイントの下落。件数の部局別内訳は環境農政局２件、県土整備局８件、企業庁１件、教育局２件。

提供：建通新聞社