日本工業経済新聞社(茨城)
2018/10/31
【茨城】水戸神栖線・玉里水戸線整備促進を/期成同盟会が県へ要望
潮来市、行方市、小美玉市で構成する水戸神栖線・玉里水戸線道路建設促進期成同盟会(会長=島田穣一小美玉市長)は29日、県庁を訪れ県央・鹿行連携道路の整備に関する要望活動を展開した。現道の危険箇所の早急な整備、水戸神栖線の行方市区間、玉里水戸線のバイパス区間の早期整備、未計画区間の早期事業化を求めた。県側は本年度、行方市井上藤井交差点の工事を着手する考えを示した。
当日は、島田会長、鈴木周也行方市長や原浩道潮来市長などが出席。期成同盟会を代表して島田会長が「整備により地域間の連携や交流がますます促進することが期待される道路であり、走行性・安全性の面からも早急な整備をお願いしたい」とあいさつした。
水戸神栖線と玉里水戸線は潮来市の国道51号から行方市を縦走し、小美玉市を経由して常磐自動車道・北関東自動車道・水戸市に至る広域幹線。
現在は行方市区間・小美玉市区間で順次整備が進んでいるが、狭あい、屈曲、歩道未設置部分が多く存在する状況。潮来市区間の整備は完了している。
要望箇所は小美玉市先後地内、同宮田地内、行方市手賀地内、同井上藤井地内の4カ所。期成同盟会の要望に対し、県側が整備状況を説明した。
小美玉市先後地内では、始点から市道美1―3号線までの500m区間で用地買収、道路改良工事を進めてきた。本年度は、同線より県道上吉影岩間線までの約2・2㎞区間の測量・設計を進める。
同市宮田地内については、全体計画1・1㎞のうち、約810m区間の整備が完了。本年度は残りの約300m区間において、埋蔵文化財調査を計画している。
行方市手賀地内では、要望延長4・5㎞のうち中心付近2・3㎞区間において、詳細設計を行った。今後は地元説明会の開催や用地測量、用地買収を進めていく方針。
同市井上藤井地内においては、交差点を含むなめがた地域医療センター付近の約860m区間の整備を進めている。本年度は交差点の道路改良工事および流末排水工事を行う見通し。
伊藤敦史県土木部長は要望に対し「地域の連携軸の道路整備は重要であるため、しっかりと整備していきたい。東関東自動車道や茨城空港など、広域インフラを活用できるように交通網を強化する」と応じ、「皆さまには用地取得の協力をお願いしたい」と述べた。