花角英世新潟県知事は30日、定例記者会見を開き、新潟市長選で初当選した中原八一氏に対し「中心部をにぎわい、活力あるまちにしていくため、ぜひ連携していきたい」と強く呼び掛けた。
この中で、花角知事は「新潟市は新潟の顔であり、元気であってほしい」と強調。その上で「できるだけ早く意思疎通を図り、中心市街地活性化、港などの拠点性向上といった課題に取り組んでいきたい」と意欲を示した。また、新潟港西港区から万代地区への回遊性を高めていくと述べるとともに「(中原氏と)タイアップして考えていけるテーマ」と期待を込めた。
「にぎわい・技のにぎわいフェスタ2018」(参加・県建築組合連合会、県水道工事業協同組合連合会、県造園建設業協会など)を11月11日に、リージョンプラザ上越で開催することを発表。木工製作や機械製品製作、石材加工、水道用パイプものづくり、越後杉の木工教室などの体験コーナーが設けられるほか、ものづくりの名人(にいがたの名工・全技連マイスター)による実演も行われる。花角知事は「ものづくりの魅力を楽しみながら知っていただきたい」とPRした。