八幡浜市は、市民会館跡地に新築する文化活動センター(仮称)の設計・施工を一括で近日中に公募型プロポーザルで公告する。総事業費は約12億円で、2019年度末の完成を目指す。
規模は延べ床面積2300平方b程度。多目的に利用できる中ホール(約350席)やギャラリー、音楽スタジオ、会議室、茶室など、図書館と中央公民館としての機能を備える。基本構造や配置などは設計段階で決まり、設計の条件はプロポーザル公告時に発表される。場所は本町62ノ1。
新施設は、中心市街地の一角で計画している「文化ゾーン」整備の核となる建物。他に菊池清治邸や市民図書館の改修、旧市立図書館を松村正恒記念館として整備を進める(菊池清治邸改修は一般競争入札で公告中)。既存の市民図書館は、2・3階の機能を新施設に移し、二宮忠八などの展示室に改装する。
提供:建通新聞社