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建通新聞社四国
2018/10/30

【香川】タカネ設計に 笠田高校校舎棟等改築基本設計

 香川県総務部は笠田高校校舎棟等改築基本設計(三豊市)をタカネ設計(高松市)に委託した。設計期間は2019年3月29日まで。基本設計では校舎棟、体育館、武道場および付帯施設の建築計画・構造計画・設備計画を作成する。また、敷地全体をゾーニングし動線計画、仮設計画や工程計画の他、屋外整備計画と環境配慮計画を作成しつつ、改築対象となる建物の解体計画や仮設校舎と仮設設備の計画も策定する。建築基準法と消防法などの関係法令と条例への対応も基本設計の中で進める。
 全体計画のうち、校舎棟等の中から優先順位に沿って建物施設別の実施設計に19年度から着手し、20年度以降で順次解体、改築工事に着手していく考えだ。
 笠田高校(三豊市豊中町笠田竹田)は鉄筋コンクリート造3階建ての校舎棟(管理棟延べ1170平方b・教室棟延べ1300平方b・特別教室棟延べ1440平方b・第1実習棟延べ978平方b・第2実習棟延べ1606平方b)の他、厚生棟(鉄筋コンクリート造平屋220平方b)、体育館(鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1436平方b)、武道場(鉄骨造2階建て延べ450平方b)などの建物施設がある。
 このうち、厚生棟(家庭科系実習棟、1階食堂)はそのまま残し、老朽化の著しい校舎棟、体育館、武道場などを順次改築する。
 校舎棟などの建て替え順位や、現地建て替えに伴う仮設校舎計画、校舎棟などの解体・改築の年度計画は、基本設計の中で決定する方針。
 同基本設計は指名競争入札で10月23日に開札。タカネ設計以外で、市原建築設計事務所(辞退)、清和設計事務所、真鍋令建築設計事務所、三木建築設計事務所、三野設計、森勝一建築事務所が参加した。

提供:建通新聞社