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建設新聞社
2018/10/30

【東北・宮城】泉パークタウン第6期造成、大成建設の施工決まる

 三菱地所は、仙台市泉区の泉パークタウン第6期開発計画に取り組むため、大成建設の施工で、先行整備する東側工区の造成に着手する。
 仙台市北部の泉パークタウンは、昭和40年代から三菱地所グループが開発してきた閑静な団地で、現在は高森・寺岡・桂・紫山の各地区に計約1万世帯、約2万6000人が居住している。落ち着いた街並みが広がる一方、学校やショッピングモール、ホテル、ゴルフ場、工業団地といった生活に関わる施設群一式も整備されている。
 今回の第6期は寺岡地区の西隣に位置し、主に山林となっているエリアを住宅地として開発する。環境影響評価書等によると、計画地の全体面積は約148fで切盛土量はおよそ650万立方bを想定。区画数は1980区画、計画人口は7920人ほどを見込んでいる。設計監理は三菱地所設計が担当。
 当面は先行して仙台市道荒巻根白石線を挟んで寺岡地区に隣接する東工区を整備する。根白石針生山地区の山林を造成し、約48fに約720区画と集会所、公園、配水池などを設け、2021年内の竣工を目指す。
 将来的には東工区の西側も拡張し、約100f、約1260区画をさらに開発する構想がある。これら第6期の整備をもって、泉パークタウンの開発が全て完了することになる。

 提供:建設新聞社