福井県中小企業団体中央会(稲山幹夫会長)は26日、組合員代表ら約170人が参加し、第62回中小企業団体福井県大会を開催した。福井市大手3丁目の県繊協ビルで。
スローガンには「つながる ひろげる連携の架け橋」を掲げ、ものづくり補助金の強化など経済の好循環にむける要望8項目を決議した。
稲山会長は挨拶中、人手不足倒産や事業承継など課題を指摘し「今後も組合員のお役に立てるよう」他団体とも連携強化を図る決意を示した。
来賓の西川一誠県知事は、福井国体を引き合いに「小さな県だからと、できないことはない。同様に中小企業でも、できないことはない」と一層の活躍に元気を贈った。
決議した要望は、中小製造業および建設業の持続的発展の推進などで、自然災害が多発するなかライフラインの復旧に欠かせない地元建設関連組合活動の維持継続を図る必要性を明示している。
また表彰では団体と個人各者の功績をたたえた(敬称略)。中央会会長表彰の優良組合は永平寺町観光業協同組合、食協同組合、敦賀アスファルト合材事業協同組合、協同組合福井県高速道路利用センター、福井県医療廃棄物処理事業協同組合の5団体。組合功労者は清水嗣能、加藤敏治、水野洋太郎、二木和則、村田博宣、浅井照美、永木真理子、原田麻紀、羽柴香緒利、大道直子、畑弘美の11人。優良従業員表彰の知事感謝状として30年以上は、久津見宗央(県生コンクリート工業組合)、細野香織(福泉信用組合)、草壁正明(オカモト鐵工)、酒井俊文(同)、北口利雄(同)、寺尾三四郎(小野谷機工)、戸田圭一(吉岡幸)、中川勝彦(同)、喜多野睦美(同)、伊藤智江(同)、佐々木幸栄(フェニックス)、中田明夫(オナガメガネ)、奥村茂樹(ミドリヤ)、松木俊和(山内)、渡辺浩行(同)、岩本恵美子(西友)、地村元博(小浜ヤンマー)、田中伊佐男(同)、角森輝広(栄電工)、井上俊行(同)、森本晶子(県電気工事工業組合)、鹿島一也(福井中央魚市)、田畔俊英(同)、山田廣美(県造園業協同組合)、藤野芳弘(竹内光学工業)、長谷川直美(ナック・ケイ・エス)、竹澤政弘(竹澤設備)、木下秀幸(北陸設備工業)、友永慎一(梅井設備工業)、中田良一(綜合設備工業所)、村井渉(酒井設備)、木村博昭(吉村設備工業)、五島美幸(アタゴ)、岩永和代(同)、岩佐憲一(同)、吉田ちはる(同)、上田雅美(同)、山下毅彦(イワタニ北陸)の38人、会長表彰は25年以上18人、20年以上25人、15年以上15人、10年以上7人とした。