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鹿児島建設新聞
2018/09/26

【鹿児島】ゆのもと記念病院 来年度にも建替え/総合病院を新設 S造4階1.6万u

 医療法人誠心会(前原くるみ理事長)は、日置市伊集院町で総合病院「仮称・ひおき前原記念病院」を新築する。建物規模は約1万6500uを見込み、11月着工に向け近く施工業者を決め契約を結ぶ。また、同市東市来町湯田にある「ゆのもと記念病院」はそのまま存続し、新たな建て替えを2019年度で予定している。 
 総合病院の建設地は、妙円寺団地にある障害者支援施設ゆすの里(妙円寺1丁目1−1)の隣接地。敷地は約4万1000uで、建物規模はS造4階建約1万6500uの107床。設計はOKI Designが担当した。 
 新病院は、1階に外来、2階に入院病棟、3階には介護老人保健施設などを配置する。竣工は20年5月を予定。診療科は外科や内科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科−など。 
 ゆのもと記念病院は、市が進める湯之元駅周辺の土地区画整理に伴い、移転建て替えを行う。場所は、同病院の背後地を流れる大里川を挟んだ土地。規模などは現在のところ未定としている。 
 前原理事長は「総合病院は建設するに当たり、団地の各区長に意見を聞きながら設計を進めた。両病院が、地域に役立つとともに、地域に貢献する存在になれば」と話した。 

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