全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　千日町１・４番街区市街地再開発組合（牧野田栄一理事長）は、再開発ビルの延床面積を３万６５００�u、事業費を１７５億円とする事業計画変更と権利変換計画の認可を県に申請した。両計画の認可を受けて、年内にも順次解体に着手する。また、呉服町２・３番街区に計画する来客用駐車場は、年内に地権者による勉強会で区域を決定するもようで、ビルと同時期の２０２１年３月の完成を目指す。18日の市議会代表質疑で、坂元浩建設局長が明らかにした。　

　ビルの建設場所は、鹿児島市の天文館地区で電車通り沿いのＬ字型の地形約６０００�u。建物規模はＳ造地下１階地上15階建て。同組合は、施工者の大和ハウス工業と調整を進める中で、当初３万６０００�uとしていた延床面積を５００�u増やすなど計画を一部変更した。　
　概要は、１〜６階が商業・業務施設、７階はホール、７〜15階がホテルなどを計画。そのほか、子どもの遊び場や図書館機能等を併せた公共空間を設けるほか、商業施設はプライムプレイス、ホテルはダイワロイヤルが入る。20年９月ごろにも、広場等の先行オープンを予定している。