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鹿児島建設新聞
2018/09/11

【鹿児島】霧島市医療C基本計画/最優秀案はアイテック

 霧島市は、医師会医療センター施設整備基本計画策定業務委託の公募型プロポーザルを実施した結果、最優秀提案者にアイテック(東京都)を選定した。同プロポへの参加は4社。このほど同社と契約を終え、2019年3月15日の期限で進める。 
 業務内容は、従来方式やPFI方式、DB方式など施設整備手法についての検討および方式の決定。また、基本構想をベースに施設等の現状と課題を分析し、病床数、診療科目、病棟構成等の設定を検討するほか、新施設整備の事業スケジュールや総事業費などをまとめる。 
 所在地は隼人町松永3320=写真=。中核をなす病棟や外来管理治療棟、サービス棟が築30年以上経過し、老朽化や狭あい化が進んでいることから敷地内で建て替える。 
 新施設は、敷地西側の空き地に建設予定。規模は約2万1500uを想定しており、診療科は18科目、病床数は現有の254床で計画。具体的な整備スケジュールは今後の基本計画の中で検討するが、4年間の事業期間が必要であると考え、21年度の開院を目指す。 
 既存の救急外来・手術棟やリハビリテーション棟、緩和ケア病棟は残し、それ以外の建物は撤去等を検討。救急外来棟は、新たな施設と接続し一体の施設として計画しており、リハビリテーション棟と緩和ケア病棟については改修しての利用を見込んでいる。

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