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　南大隅町は16日、本庁舎建設にかかる条件付一般競争入札の実施要領を公告した。参加資格は、主たる営業所を県内に置き、同町の入札参加資格を有する２社による特定ＪＶ。入札参加申込書等の提出期限は31日まで。入札は11月26日から12月６日午後３時まで受け付け、開札は同７日午前９時から行う。予定価格は10億７２００万１０００円。　

　同ＪＶ代表者の資格要件は、�@２０１７・18年度の県建設工事入札参加資格において建築一式のＡ級に格付けされ、総合評定値が１５００点以上�A03年度以降の県内における単独の元請け、または共同企業体の代表者として、ＲＣ造またはＳＲＣ造１０００�u以上の建築物の施工実績−など。代表者以外の構成員は、同町の18年度建設業者格付けで、建築Ｃ級以上であることを求める。　
　建設地は、根占川北の現庁舎敷地（約９０００�u）。建物規模はＲＣ造３階建４０５９�u。１階に町民の利用頻度が高い部署を集約し、２階に教育委員会や総務課、町長室、庁議室等を配置するほか、３階には最大２７０人収容の大会議室兼研修室や議会事務局・議場を設ける。設計は畠中設計が担当。　
　落札決定後は、12月13日までに仮契約を結び、12月議会の議決後に本契約を締結。20年４月の本体完成、暫定供用を見込んでおり、既存庁舎解体や玄関庇関連工事を経て同年11月の竣工を目指す。