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建設経済新聞社
2018/10/25

【京都】府庁3号館改築工事に伴い 31年1月をメドに仮移転

 京都府教育委員会は、文化庁の京都移転に関係する府庁第3号館の解体工事に伴い、31年1月をメドに仮移転する。
 総務企画課、教職員企画課(給与管理担当を除く)、教職員人事課、学校教育課(教員免許担当を除く)、特別支援教育課、高校教育課(修学支援担当を除く)、保健体育課、社会教育課は京都産業大学むすびわざ館(京都市下京区)の3階・4階、管理課、教職員企画課給与管理担当、福利課、学校教育課教員免許担当、文化財保護課は府庁旧本館(京都市上京区。府庁敷地内)に仮移転する。
 平成33年度(2021年度)までの文化庁の全面的な移転に向け、文化庁となる府警本部本館は耐震改修され、府警本部本館の北側には府庁3号館の機能と文化庁の機能を併せ持つ新行政棟(地下2階地上6階建、延約9000u)が建設される。新行政棟の建設で不足する駐車場スペースは府庁3号館の解体跡地を充てる予定。
 府庁3号館解体工事設計業務は今年8月に入札で京都空間研究所(京都市中京区)に決定。設計工期は平成31年1月15日まで。工事は平成31年度の完了を目指す。解体する現府庁3号館の規模はRC造4階建、延3759・74u。
 新行政棟・文化庁移転施設整備の基本・実施設計業務は公募型プロポーザルで業者選定し、日本設計関西支社(大阪市中央区)に決定。今月3日に2億2832万2800円で契約した。業務委託工期は平成32年3月16日まで。基本設計図書の提出期限は平成31年3月20日。
 新行政棟・文化庁移転施設整備の予定工事工期は平成32年度〜平成33年度(約18ヵ月間)。