トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/10/25

【大阪】正蓮寺川公園 19年度以降中流区間着手


大阪市は、阪神高速淀川左岸線上面に「正蓮寺川公園」の整備を進めており、2019年度以降に計画区間中流部となる千鳥橋〜森巣橋の工事に着手する予定だ。同事業では総面積約18・8fの都市公園を整備する。16年度から本格的な工事に着手しており、25年度の全体完成を目指す。
 同公園は、地下化した正蓮寺川と阪神高速淀川左岸線(T期区間)の上面に整備するもので、正蓮寺川の上〜下流部に至る総延長2・5`、総面積約18・8f。幅40〜90bの細長い都市公園。
 工事は計画地の中で最も利用者が多くなることが見込まれる千鳥橋上流側の約1・8fのエリアから進めており、18年度末に暫定供用する予定。19年度から中流部の千鳥橋〜森巣橋の工事に着手する方針で、実施設計をニュージェック(大阪市北区)に委託。19年3月29日の納期で詳細を詰める。
 同区間整備後、24年度ごろに下流部の森巣橋〜北港大橋の工事に着手し、全体完成を目指す。
 14年にまとめた基本設計によると、高見公園南端との接続箇所を展望・広場ゾーンとして多目的広場を配置する。同ゾーンから千鳥橋までを交流ふれあいゾーンとし、歩行者専用道路(幅員12b)を中心に、キッズコーナーやパーゴラ、ストレッチ広場、アクセス坂路を配置、多目的芝生広場を千鳥橋の隣接箇所に整備する。
 同下流側からは、にぎわいの広場ゾーンで観覧席があるイベント広場やコミュニティー花壇、サブイベント広場を配置し、森巣橋隣接部に多目的芝生広場を設ける。トイレは千鳥橋と森巣橋の隣接部に設ける予定だ。