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日刊建設工業新聞
2018/10/25

【鳥取】7月豪雨の災害復旧工事8件/29日に条件設定、30日公告へ/八頭県土事務所

 県八頭県土整備事務所は「平成30年7月豪雨」の災害復旧工事8件を近く発注する。29日の資格審査会で調達条件を決め、30日に公告する。開札は11月21日、26日。
 土木一般A級は6件。国道373号沿いを流れる千代川の智頭町毛谷、大内、篠坂での護岸崩壊3カ所(30年災92号、96号、103号)と同町郷原、毛谷で被災した同線(同238号、239号)の兼用護岸の復旧工事費は概算1億6600万円。延長307b、大型ブロック積み工、コンクリートブロック積み工で原形復旧する。
 智頭町西谷の白坪橋下流で護岸4カ所が被災した白坪川(同137号、138号、189号、190号)と同町白坪、西谷で被災した県道智頭勝田線(同259号、268号)の復旧工事費は概算1億6400万円。延長182b、コンクリートブロック積み工、舗装工などを整備する。
 智頭町智頭、市瀬で護岸、護床が被災し、一部応急対策として土のうが整備された千代川4カ所(同93号、104号、105号、106号)の復旧工事費は概算1億5000万円。延長250b、練り石張り工、大型ブロック積み工などで復旧する。
 智頭町芦津を流れる北股川で崩落した護岸4カ所(同83号、85〜87号)の復旧工事は概算9600万円。延長44b、コンクリートブロック積み工、床固め工を整備する。
 このほか智頭町奥本地内で被災した砂防施設6カ所(同203号〜208号)の復旧工事を概算9700万円。同町大屋で被災した砂防施設3カ所(同209〜211号)と県道西谷那岐停車場線(同275号)の復旧工事を概算工事費5900万円で発注する。
 また、土木一般B級は若桜町根安で護岸3カ所が被災した八東川(同40号、120号、170号)の復旧工事を概算3600万円、八頭町大江で護岸、護床が被災した紙屋谷川3カ所(同165号〜167号)の復旧工事を概算2200万円で発注する。

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