トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2018/10/25

【滋賀】近江八幡市 新庁舎の整備事業

 市長が変わり仕切り直しとなった近江八幡市市庁舎整備の『2023年度新庁舎完工』を目指した取り組みが始まる。
 9月補正で予算を計上した市庁舎整備基本計画基礎調査業務委託を近く発注。今年度内を目途に同業務を取りまとめた上で、19年度の基本計画策定作業へと進める。明らかにされている「23年の新庁舎完工を目指す」という方針を貫くならば、以降のスケジュールは20年度の基本設計、21年度の実施設計、22年度の着工が予想される。
 今回発注する基本計画基礎調査業務について市は、「過去に実施した市庁舎整備に向けた取り組みや既存計画等を活用した上で、(19年度の)(仮称)基本計画の策定に向けた作業として、条件整理等の基礎調査を行なうもの」と目的を説明。
 具体的には、既存計画等(近江八幡市まちづくり構想、新たな生業を育む歴史薫るまちづくり計画、近江八幡市庁舎整備基本構想、近江八幡市庁舎整備等基本計画)の策定におけるアンケート調査、各種委員会などから市民の意向を分析し、経年変化を踏まえた上で『市民意識における不変的ニーズ』を分析・調査。▼少子高齢・人口減少社会に相応しい行政サービス方法、庁舎機能・行政機能及び規模、外部委託等についての検討手法▼現本庁舎及び既存施設の活用方法についての検討手法▼新庁舎の建設地決定に係る検討手法▼新庁舎の建設に伴う仮庁舎建設に係る検討手法▼本庁舎構造耐力調査結果に基づく本庁舎耐震改修についての検討手法―といった市庁舎整備基本計画の策定に向けて必要となる課題等の抽出及び条件整理等の諸調査を行い、▽新庁舎整備スケジュール案の作成(市民参画・移転計画含む)▽(仮称)市庁舎整備基本計画の発注仕様書案の作成―までを業務の内容とする。
 なお、今月10日に公告し、23日に執行予定だった一般競争入札は、1者しか参加がなかったため市の規定により入札を中止。近く、2度目の公告が行なわれる見通し。

提供:滋賀産業新聞