大積スマートIC(仮称)・長岡ニュータウン連絡道路整備促進総決起大会が20日、長岡市のハイブ長岡で開かれた。この日は関係機関、国会議員ら約300人が参加し、さらなる活動推進に向け意識を高めた。
冒頭、同整備促進期成同盟会会長の丸山勝総市議会議長が「交流人口の拡大や高速道路へのアクセス向上、企業誘致の促進など、大積パーキングエリアへのスマートIC設置の必然性と必要性は言うまでもない。早期に実現できるよう皆さんのお力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。
また、来賓の佐藤信秋参議院議員、泉田裕彦衆議院議員、国土交通省北陸地方整備局の吉岡幹夫局長、長岡市の磯田達伸市長、星野伊佐夫県議会議員があいさつ。その後、雲出工業団地自治協議会の阿部真一会長、青葉台5丁目の古川絹子町内会長、同盟会幹事で大積地区町内会連合会の杉本輝栄会長が意見発表を行った。引き続き、同盟会幹事の池田和幸市議会議員が決議文を朗読し、丸山会長が国会議員らに整備促進に向けた要望書を提出。最後に、同盟会幹事の池田明弘市議会議員があいさつし、閉会となった。
市では18年度、大積PAへのスマートIC設置に向けた調査検討委託料として1460万円を予算化。費用対効果などの採算性や交通量を調査するほか、協議を見据えた概略設計などを行う。宮本東方町地内にある大積PAは、長岡ジャンクション(JCT)から北陸自動車道西山ICに向かって6・4キロの場所に位置。スマートIC設置が実現すれば多くの利用が見込めるため、かねてから検討を進めてきた。