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北陸工業新聞社
2018/10/23

【石川】県道は223路線、総延長2186km/県道路除雪対策会議開く 

 18年度石川県道路除雪対策会議が22日、県庁会議室に道路管理者らが一堂に会して開かれた。
 会議には県、北陸地方整備局金沢河川国道事務所、中日本高速道路、県警察本部の各担当者らが出席。板屋英治土木部長は「11月1日から道路除雪対策本部を設置し、今後の大雪に備えて除雪体制に万全を期す。皆様方と情報共有等を行いながら、しっかりと連携してしていく」と述べた。
 中村博昭道路整備課長が『18年度県冬期交通確保計画書(道路除雪)』の概要を説明。県管理道路の車道除雪は223路線、総延長2186・2キロメートルで、うち重点除雪路線940・6キロメートルは常時2車線以上の幅員を確保する。また、大雪時には金沢河川国道事務所に情報連絡本部を設置し、各道路管理者らが参集。北陸自動車道や国道などについて、隣県も含め広域的な除雪情報の共有化を図る。更に、各土木総合事務所にも地域防雪連携本部を設けるとともに、管内の道路除雪情報などは共有サイト等を通じて共有し、交通の確保と道路利用者への情報提供を行っていく。
 このほか、金沢河川国道事務所における『18年度道路除雪計画』なども示された。
 同日、県土木部道路整備課は県庁来庁者用西駐車場内で、新車の除雪グレーダ、ロータリ除雪車など計5台を展示。県民に対して雪への備えを呼び掛けた。

受賞14氏の功績たたえ/県土木部/道路除雪オペレータ表彰式

 石川県土木部は22日、「18年度道路除雪オペレータ功労賞」及び「同オペレータ技能賞」表彰式を県庁で開き、受賞者14氏の功績をたたえた。
 功労賞には、昨年度に県管理道路の除雪を担うとともに、道路除雪オペレータとして20年以上に渡り従事した西谷内定伸(石川舗道)、水上欣也(吉田道路)、南幸一(金沢舗道)、中本明男(中本建設)、友広佳昭(グリーンテック)の5氏、優れた除雪技術を有する松田剛(加州建設)、阿部優(太陽工業)、荒木智憲(沢田工業)、森大介(加州建設)、美広治(寺井建設)、堤田貴史(丸建道路)、花野忠則(稲岡)、野村正実(藤田建設運送)、宮口第一(宮下建設)の9氏が技能賞に選ばれ、板屋英治土木部長から一人ひとりに賞状が手渡された。
 板屋土木部長は「引き続き、技術の研鑽、技能の向上に取り組まれ、今冬の除雪作業にも協力して頂きたい。健康第一で、着実、確実な道路交通の確保を目指して道路除雪にあたってほしい」とあいさつ。受賞者を代表して西谷内氏が「今回の表彰を励みとし、さらなる除雪技術の研鑽に努め、冬期の安全で、安心な交通確保を図れるように努力していく」と謝辞を述べた。式後、記念撮影も行われた。

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