新潟県電気工事工業組合(小林功理事長)は、創立70周年記念事業の一環となる記念誌を発刊した。歴代理事長や事業概要の紹介、各支部の紹介などで構成され、これまでの組合のあゆみを振り返るものとなっている。
タイトルは「社会のニーズに応えつづける和と力」。発刊にあたり小林理事長は「担い手確保や後継者育成など諸課題の解決に向け、創立70周年を機に新たな決意で邁進する。次の80周年、そして100周年に向け躍進するため、タイトルのとおり組合員が一致団結し英知と力を結集する」と決意を語った。78年の創立30周年と98年の同50周年に続く3回目の発刊となり、98年以降の取り組みを主体にまとめた。
主な事業として、一般用電気工作物調査業務の開始(01年度〜)、7月新潟・福島豪雨と中越大震災への対応(04年度)、新潟県との災害時応援業務に関する協定の締結(09年度)、電気工事士免状交付等業務の受託(13年度〜)、太陽光発電導入促進に対する取組み(13−18年度)、電気系教育・訓練機関の学生との交流事業(14年〜)、新潟電工ガールの全国青年部優良活動発表会最優秀賞受賞(16年度)などを取り上げた。
また、県内13支部の支部長あいさつ、現況および活動内容報告も紹介している。