北陸地方整備局新潟国道事務所は、朝日温海道路3号トンネルの詳細設計に着手する。18年内に簡易公募型競争入札を行い、委託先を決める。
県内区間の朝日まほろばIC−山形県境までの延長34・1キロのうち、同事務所が所管するのは同ICから北中IC(村上市)まで。この区間には4本のトンネルを新設する計画で、各延長は1号が1007メートル、2号が2587メートル、3号が1207メートル、4号が1185メートルとなっている。このうち1号トンネルは鹿島・福田組JVの施工で17年度に着工済み。2号と4号の詳細設計は、建設技術センターとパシフィックコンサルタンツがそれぞれ担当した。
18年度中に、残る3号の詳細設計に着手する。次に着工予定のトンネルは、現段階で非公表としている。
このほか、10月更新の発注見通しでは朝日温海道路関連業務として猿沢から大須戸地区の道路詳細設計、国道7号跨道橋(仮称)詳細設計、大須戸川橋(仮称)詳細設計、朝日まほろばIC橋他1橋予備設計も新たに追加した。いずれも簡易公募型競争入札で第3四半期に入札予定。