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建通新聞社(中部)
2018/10/17

【愛知】名古屋市 中日本コンで 山田工場跡地計画

 名古屋市環境局は、山田工場の跡地利用を決めるため、基本計画策定を中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)に委託した。納期は2019年3月29日。19年度に解体実施設計を委託する計画。
 焼却施設の建屋(工場棟)は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上6階建て延べ1万5110平方b。ストーカ式焼却炉で、1日処理量は450d(150d×3炉)。解体工は20年度の発注を見込み、工期は2カ年程度必要と見ている。
 山田工場は西区新木町68に所在し、敷地面積は1万8464平方b。敷地内には工場棟の他、管理棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1502平方b)、びん缶一時保管施設の西資源センター(建屋は鉄骨造平屋75平方b)を配置している。
 また、工場敷地の周辺地に、ペットボトル圧縮梱包(こんぽう)施設の西資源センター(敷地面積1448平方b)と、地域還元施設の山田西プール・地域センター(同5197平方b、鉄筋コンクリート造2階建て延べ2573平方b)がある。
 工場棟解体に伴い、ペットボトル圧縮梱包施設の西資源センターは工場棟敷地に移設する計画。ペットボトル圧縮梱包設備(1日処理量4d、設備は2d×2系)は更新する。
 管理棟は、セミリニューアルして西資源センターの事務所や一時避難所機能を配置するか、解体して西資源センター事務所や避難所機能を新たに整備するかを基本計画の中で検討する。
 現ペットボトル圧縮梱包施設や地域還元施設は更地整備とする。工場敷地のうち、西資源センター再配置後に余剰地となる部分の跡地活用案は本年度内に決める見通しだ。

提供:建通新聞社