建通新聞社
2018/10/17
【大阪】弁天町交流会館 19年度下期に工事発注へ
大阪市は、弁天町駅前に(仮称)区画整理記念・交流会館を建設する計画で、現在進めている実施設計などが順調にいけば、2019年度下半期に工事を発注する予定だ。新築規模は延べ床面積で約8000平方b、概算事業費は61億1500万円を見込んでいる。19年度内の工事着手、21年度のオープンを目指す。
同施設は、弁天町駅前の土地区画整理記念事業の一環で整備する。大阪みなと中央病院(地域医療機能推進機構)を共同事業者として、記念ホールや子育て支援などの公共施設、地域医療・災害時医療の拠点施設を整備する。
基本・実施設計は大建設計(大阪市西区)が担当し、現況は基本設計が完了した段階だ。19年夏までに実施設計を完了して、同年度内に着工できるよう工事発注の準備を進める。
事業計画地は大阪市港区磯路1丁目で、地下鉄中央線弁天町駅の南側。敷地面積は全体で約4000平方b。このうち西半分の約1500平方bに交流会館を建設する。
施設規模は鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造9階建て、ペントハウス2階建て延べ約8000平方b。施設内容は、図書館、交流スペース、民間等付帯施設、駐車場・駐輪場などで、3階部分を弁天町駅と直結させる計画だ。
総事業費は概算で61億1500万円。内訳は、更地化にかかる費用が13億1500万円、調査設計費が2億2600万円、建設費が39億1000万円、用地費が6億6400万円となっている。