燕市は15日、分水小学校区における保育園の整備・運営事業者選定に係る募集要項を公表した。
参加資格は社会福祉法人または学校法人のうち、県内で認可保育所、認可幼稚園、認定こども園の運営をしているもので、園を安定的・継続的に運営できる経営基盤を有していることなど。また、保育園の設置にあたっては、21年3月末日までに整備し、4月1日に開園するほか、保護者用駐車場(100台程度)ならびに園児送迎時の車寄せおよび職員用駐車場を敷地内に設置することなどが条件。
計画によると、老朽化している地蔵堂保育園(1971年竣工、定員170人)と笈ケ島保育園(1981年竣工、定員80人)を統合・民営化し、両施設の中間地点である笈ケ島字興野前1288番地(敷地面積約7900平方メートル)に21年4月の開園を目指して新たな保育施設(定員290人程度)を整備。整備にあたっては、市が造成を行った後に整備事業者に用地を無償貸与し、民間事業者による建屋設計(19年度)と建設工事(20年度)が予定。
今後は、25日に事業者説明会および建設予定地見学会を開き、申請書を11月19日から12月10日まで受付。19年1月上旬の審査会を経て、2月に事業者を決定し、3月上旬に選定結果を公表する。