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　高知県内11市の市長が一堂に会し、各市が直面する重要課題について審議、共通認識を深める高知県市長会議が11日、四万十市内で開かれた。各市から提出された26件の議案を県への要望事項として提出した他、公立小中学校施設整備のための予算確保に関する緊急決議を行った。
　提出議案のうち、ハード整備に関する主なものは次の通り。
　▽公共施設等適正管理推進事業債のさらなる拡充について（土佐清水市）▽豪雨時における河川等の溢水（いっすい）に対する支援制度の創設について（土佐市）▽中山間地域における飲料水供給施設およびテレビ共聴施設の災害復旧に係る財政支援について（安芸市）▽非木造住宅の耐震診断および設計と非木造集会所の耐震化および避難所としての環境整備について（香美市）
　▽地籍調査事業の促進と予算確保について（四万十市）▽須崎港の整備について（須崎市）▽四国８の字ネットワークの早期実現について（安芸市）▽道路および河川などの維持管理に関する情報の共有について（須崎市）▽下水道施設の改築への国費支援の継続について（高知市）▽高知県水道施設耐震化推進事業の補助対象施設拡充と事業の存続について（香南市）▽廃校後における学校施設の再利用に係る関連規制の緩和について（香美市）▽公立小中学校施設整備に係る財政的支援について（高知市）▽小中学校における空調設備整備に係る財政的支援について（四万十市）

提供：建通新聞社