徳島県は、PFI等に対する県内企業(特に建築関係企業)の積極的参画を促進するため、「県PPP/PFIプラットフォーム」を設立し、今月31日の徳島会場を皮切りに第1回セミナーを計3会場で順次開催する。当日はプラットフォーム設立についての趣旨説明や質疑応答の他、ファシリティマネジメントや地域再生、公民連携などを専門分野とする東洋大学客員教授の天神良久氏を講師に基調講演などが行われる予定。
内閣府から地域プラットフォーム形成支援の採択を受け取り組むもの。市町村、金融機関、県内企業などで構成するプラットフォームを設立し、年度末までにセミナーなどを3回開催、PFI等のノウハウの取得や企画提案書の作成など実践面での競争力強化を図る。また、異業種間のネットワーク形成や公民連携の機会が生まれると期待されている。
県内企業については、主に建築業者と建築に付随する設備業者、建築設計事務所または建築士、設備設計事務所、ビルメンテナンス企業への参画を考えており、関係団体を通じて呼び掛けを行うと同時に、県ホームページでも募集を開始しているが、PFI事業に関心のある企業も参加は可能。
第1回セミナーの会場は▽徳島会場(10月31日、徳島グランヴィリオホテル、定員100人)▽美馬会場(11月6日、穴吹農林環境改善センター、定員60人)▽阿南会場(11月7日、阿南ひまわり会館、定員60人)−の3会場。セミナーについては先着順で、定員になり次第締め切るが、プラットフォームへの参加は可能で、次回以降のセミナーの参加もできるとしている。
問い合わせ先は県管財課施設最適化室、電話088(621)2062、ファクス088(621)2828。申し込みはファクスまたはメールアドレス(kanzaika@pref.tokushima.jp)で29日まで受け付ける。
提供:建通新聞社