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日刊建設工業新聞
2018/10/16

【鳥取】7月豪雨や台風24号対策/補正額183億円を可決/9月県議会閉会

 9月定例県議会は最終日の15日、追加提案の台風24号被害対策40億2900万円を盛り込んだ一般会計補正予算などを可決、同意して閉会した。9月補正は先議可決した7月豪雨対策123億3300万円などを合わせ182億7800万円。補正後の一般会計総額は3665億1900万円となった。
 9月補正の主な内容は、7月豪雨と台風24号で被災した道路や河川、砂防など公共土木施設の災害復旧費に134億6000万円を計上した。また、昨年9月の台風18号によって浸水被害があった鳥取市河原町渡一木では、大井手川の護岸かさ上げに3900万円を充てる。情報ハイウェイの災害復旧費は1500万円。台風24号で鳥取市青谷町長和瀬の国道9号が被災しており、情報BOX内の光ファイバケーブルを国道復旧に合わせて本復旧する。
 議案では7月豪雨の応急対策を専決処分した7月補正や、工事公告中の葭津和田町線橋梁上部工事(A1―P3)、同(P3―A2)の19年度債務負担行為を承認。公施設の指定管理者(19年度〜5年間)は、県立とっとり出合いの森=谷尾寿楽園、県立船上山少年自然の家=TKSS・富士綜合警備保障JVなどを可決した。
 工事請負契約の締結では、国道178号(岩美道路)橋梁上部工事(浦富高架橋)(2工区)(補助)=横河ブリッジ・横河住金ブリッジJV(=請負額9億6044万4000円。工期21年3月15日)を議決した。

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