日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/10/10
【埼玉】さいたま市が無電柱化推進計画を策定へ
さいたま市は無電柱化推進計画の策定を進めている。市内の現状を踏まえ、今後の全体方針や整備路線の位置付けなどを整理する。業務は近代設計埼玉営業所に委託。清水勇人市長のマニフェストにも掲げられている施策で、計画的に無電柱化を進めたい考えだ。
緊急輸送道路をはじめ、防災・安全・景観などの視点も考慮した上で、重点的・優先的に整備する箇所を検討。国の計画や法を基に、市の実情に合わせた方針をまとめる。
総合振興計画後期基本計画の後期実施計画では、2018年度に推進計画を策定し、18〜20年度の3カ年で既設道路に累計延長4・7qの電線共同溝を整備するという目標を定めている。
18年度はJR東浦和駅付近の県道大間木蕨線、大宮駅東口側の県道さいたま春日部線などで工事を発注。そのほか県道鴻巣桶川さいたま線の浦和区針ヶ谷1丁目地内ほかにあたる区間などで設計を進めている。