日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/10/05
【埼玉】秩父市は荒川幹線5号線の平和橋を補修
秩父市は荒川幹線5号線平和橋(荒川贄川〜白久地内)の補修工事を2019年度以降に発注する予定。鋼部材の腐食および防食機能劣化、床版・橋台のひび割れ、漏水・遊離石灰などを補修する計画。実施設計は福山コンサルタント埼玉営業所が19年2月28日納期で進めている。
橋長81・7m、幅員5m。上部工は単径間下路式ランガー桁、下部工が逆T式橋台2基。荒川へ1972年架設。予防保全対策として損傷部を補修して、健全度を回復させるもの。
設計作業では近接目視による外観変状調査とハンマーによる打音調査を実施。床版および橋台などの補修工法を選定。さらに工程計画、施工要領などを作成し、概算工事費も算出する。