東京都財務局は10月12日、2019年第1回都議会定例会への付議案件として「青梅畜産センター(30)改築工事」「都営住宅30H―106西(多摩市諏訪五丁目)工事その2」の2件の一般競争入札を公告する。いずれも19〜25日に参加申請を受け付け、11月30日に開札する。
青梅畜産センター(青梅市新町6ノ7ノ1、敷地面積24万0466平方b)は、試験研究を通じて農家の経営を支援するとともに、東京ブランド畜産物の種畜を生産供給している。付加価値の高い農畜産物の生産を拡大して市場競争力を高めるとともに、種畜の生産スペースを拡大し、家畜伝染病に対する防疫体制を考慮した施設となるよう、老朽化した同センターを再整備する。
今回はこの一環として、平飼い種鶏舎(鉄骨造平屋1216平方b)と雄肥育舎(同造平屋1090平方b)の改築工事を実施する。工期は20年5月29日。工事発注規模価格帯(税込み)は18億円以上20億円未満。
都営住宅30H―106西工事(諏訪五丁目団地、多摩市諏訪5ノ12ノ2)では、既存団地建て替えの一環で、鉄筋コンクリート造11階建て1棟147戸(9階建て81戸と11階建て66戸をエクスパンションジョイントで接続)の住宅を新築する。工期は21年4月16日。工事発注規模価格帯(税込み)は14億5000万円以上16億円未満。技術者育成モデルJV工事の試行対象として8月に契約手続きを行ったが、入札参加者がなかったため条件を変更して再公告する。
提供:建通新聞社