富山県生コンクリート工業組合(酒井正人理事長)は、18年度上半期(9月末)の生コン出荷状況をまとめた。
4月から9月の累積出荷数量の総計は39万7934・77立方メートルで、対前年比109・97%となった。内訳は、協組が同94・23%の28万6631・54立方メートル、非協組が同192・91%の11万1303・23立方メートル。
支部別(一部非協組含む)の状況を見ると、新川が同107・02%の8万4326・83立方メートル、富山が同103・35%の14万3151・82立方メートル、高岡が同127・85%の9万5860・00立方メートル、砺波が同107・19%の7万4596・12立方メートルで、4支部いずれも前年度を上回った。
公共事業の生コン需要は一定量に留まっているものの、民間の設備投資が下支えしている状況。また、全体の出荷量は一昨年とほぼ同水準であり、昨年の低水準から若干持ち直した格好だ。
一方、9月分の出荷数量の総計は7万2965・89立方メートルで、対前年比108・34%と4カ月連続の増加を示した。累積とほぼ同様の傾向で、一昨年と概ね同水準の出荷量となっている。
内訳は、協組が同91・85%の4万9312・41立方メートル、非協組が同173・11%の2万3653・48立方メートル。
支部別出荷数量(一部非協組含む)は新川が同101・58%の1万2378・83立方メートル、富山が同97・23%の2万6802・68立方メートル、高岡が同149・69%の1万9578・05立方メートル、砺波が同97・85%の1万4206・33立方メートル。
詳細は表を参照。