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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/10/05

【茨城】国道354号古河境BP期成同盟会発足/年内にも国県へ要望


 境町と古河市は国道354号古河境バイパスの整備促進に向け、10月1日に期成同盟会を発足した。橋本正裕境町長、針谷力古河市長、両市町議会の議長と副議長の計6人で構成。当日は境町役場にて設立総会を開催。橋本町長が会長に就任し、「境町と古河市がタッグを組み、バイパスが早期完成できるよう推進していきたい」と意気込みを語った。今後は同路線整備の県市町議員連盟とも連携しながら年内にも国や県に要望活動を展開していく考えだ。
 冒頭、橋本町長は「道路関係の予算が厳しい状況ではあるが、しっかりと整備を推進していきたい。地域発展のチャンスとして古河境バイパスを完成させることが使命。早期完成に向け、皆さま方のご尽力をいただければ」とあいさつ。
 針谷市長は「このバイパスは古河市にとっても重要な路線で、市も協力していきたい。皆さまには引き続き事業促進に向け、ご尽力をいただけるようお願いしたい」と呼び掛けた。
 来賓では議員連盟会長の江田隆記県議会議員が「県南県西が発展する上で、重要な役割を果たすバイパス。力を合わせ、整備を加速していければ」と期待を寄せた。
 設立総会では規約案や事業計画案、収支予算案などが承認されたほか、各役員を選出。会長には橋本町長が就任した。
 古河境バイパスは圏央道境古河IC西側の県道結城野田線から新4号国道を通り、再び354号に合流する約5q区間に計画。境町や古河市にとどまらず、他地域と連絡するアクセス道路として早期整備が望まれている。
 これまでに県、境町、古河市の各議会議員で構成する議員連盟が国に要望活動を展開。本年度には新4号国道〜結城野田線までの約3・2q区間のバイパス整備が新規事業化されたことから、関係機関との連携強化などを図るため、地元主体の期成同盟会が設立される運びとなった。
 就任した役員は次のとおり(敬称略)。
 【会長】
 ◆橋本正裕(境町長)
 【副会長】
 ◆針谷力(古河市長)
 【理事】
 ◆倉持功(境町議会議長)◆倉持健一(古河市議会議長)
 【監事】
 ◆飯田進(境町議会副議長)◆佐藤稔(古河市議会副議長)
 【顧問】
 ◆江田隆記(県議会議員)◆半村登(県議会議員)◆森田悦男(県議会議員)◆高橋勝則(県議会議員)◆瀬川潔(県境工事事務所長)