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建通新聞社
2018/10/10

【大阪】未来医療国際拠点 事業者公募プロポを公告

大阪市は、中之島4丁目地区に設置を目指す「未来医療国際拠点」について、同施設を整備・運営する開発事業者を決めるため、公募型プロポーザルを公告した。市は市有地8600平方bを貸し付け、開発事業者とは70年の一般定期借地権設定契約を結ぶ。応募書類は2019年1月7〜10日に持参または郵送で受け付ける。同月下旬にプレゼンテーション審査を実施し、月末に審査結果を通知する予定だ。
 事業スキームは、マスターリース方式を採用する。開発事業者は、同用地を借地して建物を整備。(仮称)未来医療推進機構が賃借(マスターリース)し、機構はこのうち大部分を入居企業に賃貸(サブリース)する。土地の賃料については11月中旬に公表する。
 今年3月に策定された「未来医療国際拠点基本計画案」によると、施設は国内外の機関と連携して患者を受け入れる「メディカル棟」と、研究や人材育成を支援する「研究開発棟」の2棟で構成。延べ床面積は計約5万平方bを想定する。
 メディカル棟の延べ床面積は約2万平方b、フロア面積は3000平方bを想定。病院の他、高度検診や治療センターなどの関連クリニック、CPC・細胞バンク、利便施設などを整備する計画。
 一方、研究開発棟の延べ床面積は約3万平方b、フロア面積は2000平方bを想定。産学連携ラボやインキュベーションラボの他、ホール・会議室・利便施設などを設置。上階は関連企業などのオフィスを整備する構想だ。
 市では、10月29日(参加受け付けは10月19日まで)に実施要領に関する説明会を開く。時間は午後2時から。場所は市役所本庁舎(大阪市北区)。