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　新潟県警察本部は、南魚沼警察署建替えに伴う基本・実施設計について、１９年度予算で概算要求したい考えだ。
　１９６５年に建設され、老朽化が著しい上に敷地も狭あいしていることから、現在地（南魚沼市六日町４７９番地８）から約１キロ離れた、民有地（小栗山交差点の一角）に移転するもの。現施設はＲＣ造３階建て延べ約１７００平方メートル。署員約１００人。１８年度は建設予定地を確定させるための地形測量および地盤調査、造成設計などを行う。当初予算には２億４４２１万２０００円を計上し、用地購入などに充てる。９月補正予算案には５７２万４０００円が盛り込まれた。なお、１６日には地質調査業務委託が開札される。履行期限は１２０日間。
　今後のスケジュールは、順調に行けば１９年度から２カ年で基本・実施設計を進め、２１年度からの着工を想定。２２年度の開署を目指す。
　県警では、佐渡東署と西署を１９年度中に新設統合するほか、妙高署も現在地での建替えが計画されており、１８年度は実施設計を行う。また、老朽化が顕著な五泉署（６７年建設）も建替えを含めた検討に入るもようだ。