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日刊建設工業新聞
2018/10/09

【鳥取】台風24号対策費に40億円/9月県議会に追加提案/15日の最終日に採決へ

 平井伸治知事は5日、台風24号に対応した災害復旧費などを盛り込んだ40億2900万円の一般会計補正予算案をまとめ、同日開かれた9月県議会本会議に追加提案した。定例会最終日の15日に採決される。
 追加補正案は、台風24号で被災した土木・農林施設の復旧対策が柱。道路や河川など公共土木施設の災害復旧費には30億円を計上し、農地・農業用施設の復旧費に3億1000万円、林道施設の復旧に1億8500万円をそれぞれ追加する。
 また、倉吉市の農業集落排水施設が被災し、事業費4400万円のうち2分の1を補助。尾原処理区のマンホール復旧や津原処理区の場内軽量盛り土の復旧を支援する。
 このほか、鳥取情報ハイウェイの災害復旧に1500万円を計上した。鳥取市青谷町長和瀬の国道9号で路肩が崩壊しており、国が道路復旧にあたる際に合わせて光ファイバーケーブルを本復旧する。
 9月補正は7月豪雨対策の123億3300万円(先議可決)を含め、総額182億7800万円に膨らみ、補正後の一般会計総額は3665億1900万円となる。

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