習志野市は5日、新消防庁舎建設工事の一般競争入札(総合評価落札方式)を公告した。受注者が実施設計及び施工を一括して行うデザインビルド(DB)方式で発注する。市役所本庁舎に続く、庁舎等整備事業の2期工事として実施する。予定価格は23億7060万円、低入札価格調査基準価格は16億5942万円(いずれも消費税を含む)。来年2月1日に開札する。基本設計については、市役所庁舎とともに佐藤総合計画が担当した。
今月22日から26日まで入札参加申請を受け付けるとともに、VE提案を行う場合には11月12日から15日まで対話希望申請書を受け付け、同26日から28日まで対話を実施し、12月7日に結果を通知。その後、入札書及び提案書を12月17日から21日まで受け付け、来年2月1日に開札する。
参加者は単独企業または複数の企業で構成するグループ(共同企業体)とし、実施設計を担当する者は、08年度以降に延べ床面積が3500u以上の官公庁の庁舎または民間企業の事務所(以下、庁舎等)の実施設計及び同規模の免震構造を有する施設の実施設計を元請として履行した実績を有すること。
また、施工業務を担当する者は、建築一式工事の経営事項審査の総合評定値(P)が1600点以上で、延べ床面積が3500u以上の庁舎等の建築一式工事(躯体、外装、内装を含む新築、改築、増築部分)及び同規模の免震構造を有する施設の建築一式工事(同)の施工実績があること等。
建設場所は、市役所庁舎と現消防庁舎の間(鷺沼2−379−1の一部)で、工事対象用地面積は9975・17u。内訳は新消防庁舎、解体建物(現消防本部中央消防署)、緑地部分7474・28u、きらっと広場整備部分1614・67u、バスロータリー部分886・22u。
新消防庁舎の計画規模はRC造等、地上3階建て、建築面積約1380u、延べ床面積約3540u。基礎は杭基礎で基礎免震構造を採用。15人乗りのエレベーター1台を設置。訓練棟は将来計画とする。
また、付帯施設として駐輪場等、自立式ホースリフター(10m×10本)、自家給油設備(ガソリン7・5キロリットル、軽油7・5キロリットル)、防火水槽(40t)、雨水貯留槽(22t、14t、5t)、オイルタンク(10キロリットル)、バス停上屋及びベンチ等を整備するとともに、現消防本部中央消防署庁舎等を解体撤去する。工期は22年1月31日(新消防庁舎21年3月13日)。
現在の消防庁舎は78年に建設されたもので、建設から40年近くが経過し内部壁面や開口部周辺に亀裂等が目立ち、老朽化が進んでいる。また、10年度に実施した耐震診断ではIS値が0・36と判定されている。
1期工事として昨年4月に竣工した市役所庁舎もDB方式で発注され、基本設計を佐藤総合計画、実施設計及び施工を清水建設が担当。敷地高低差を利用し多目的に利用できる階段状の「ハミングひろば」や、内外が一体となったデザインが評価され、先ごろ、本年度のグッドデザイン賞を受賞している。