日本工業経済新聞社(群馬)
2018/10/05
【群馬】沼田地区で安全衛生大会
建設業労働災害防止協会群馬県支部沼田分会(青柳剛分会長)は4日、川場村文化会館で2018年度の安全衛生大会を開催した。利根沼田建築相互組合と利根沼田鉄骨業組合連合会との共催で行われ、約270人が参加した。
大会の冒頭、あいさつに立った青柳分会長は「これから年末にかけて工事の最盛期となる。少しでも気を抜けば、労働災害はすぐに発生してしまう。安全で快適な職場づくりの基本は事故のない職場環境の構築であることを再認識してほしい」と呼び掛けた。
続いて来賓として招かれた沼田労働基準監督署の芳賀裕署長は「今年も残り3カ月となったが、基本に忠実に取り組み労働災害の撲滅を図っていただきたい。欲を言えば来年の衛生大会まで事故を起こさないよう、取り組んでほしい」とあいさつした。
その後、沼田労働基準監督署の藤井信二産業安全専門官による「建設工事における安全衛生について」をテーマに安全衛生研修を実施した。
講演ではフリーアナウンサーの松田朋恵氏が「明るく活気ある職場づくり〜言葉の力で、良い関係づくり〜」と題した講演を行った。