本巣市は、2024年度を予定している東海環状自動車道糸貫インターチェンジ(IC)(仮称)開通に合わせて新設整備を行う本巣パーキングエリア公園(仮称)に、公募設置管理制度(P-PFI)の導入可能性を検討している。導入となれば、同市としては初となる。
同公園の敷地造成設計と基本設計、民間事業者へのP−PFI導入調査は17年度に大日コンサルタント(岐阜市)が行い、完了している。
同公園は糸貫IC隣接地に随原地内に新設する都市公園。整備面積は約2万3000平方b。近辺にはモレラ岐阜やモレラ岐阜駅がある。現在、整備予定地域には農地が広がっている。
事業スケジュールは、24年度の糸貫IC開通予定に合わせたものになる。P―PFIを導入した飲食や物販などの民間収益施設を備えた公園を想定しており、18年度で用地買収を進め、19年度から20年度にかけて敷地造成工事を行う。20年度に公園施設整備を開始し、22年度中の完成を目指している。
P―PFIは、都市公園整備に当たり民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、公園の質の向上や公園利用者の利便性向上を図る新たな整備・管理手法。公募で選ばれた民間事業者が、運営する飲食店などからの収益を活用して公園施設などの整備や改修も一体的に行う制度だ。
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建通新聞社