豊橋市は、豊栄町地内に計画する新たなごみ処理施設について「ごみ処理施設整備に係る事業者選定支援業務」を公募型プロポーザルで実施する。参加表明書の提出期限は10月16日まで。
新たなごみ処理施設は「豊橋田原ごみ処理広域化計画」に基づき、田原市と共同して、豊栄町にある「豊橋市資源化センター」の隣接地北側の用地約3fに計画している。
整備計画検討委員会によると、焼却処理能力は、ごみ減量施策の推進や人口減少などを盛り込み、1日当たり450d程度を想定。粗大ごみ処理施設についても今後、減少するとみられ、1日当たり40d程度の処理能力を想定する。
今回の業務では、新たなごみ処理施設の整備・運営事業を実施するに当たり、新施設の整備と運営を行う事業者の選定手続きへの総合的な支援を行うことを目的とする。具体的には、発注方式、評価方法、事業者選定スケジュールと事業者参加資格条件の手続き、実施方針の作成に係る支援を行う。
また、これらの内容を踏まえ、VFM(バリュー・フォー・マネー)の算定などを実施し、特定事業の選定に係る支援や特定事業としての選定結果を公表するための資料の作成支援などを行う。
公募スケジュールは、10月16日までにプロポーザル参加意向申出書、提案書を11月12日までに提出する。第1次審査(書面審査)を経て、11月28日に第2次審査(プレゼンテーション、ヒアリング)を行い、契約候補者を特定する。
応募資格は、豊橋市入札参加資格者名簿(物品・委託業務等)のうち、(大分類03)役務の提供(中分類07)調査委託(小分類03)環境調査の登録者で、過去10年間に元請けとして同種業務の実績がある―など。委託期間は2021年3月26日まで。契約上限金額は4450万6800円(税込み)。
業務計画は、20年2月に実施方針を公表、5月に特定事業の選定・公表、7月に入札公告、21年2月に落札者決定し、3月に契約議決の予定だ。施設整備の概要は、焼却処理施設、粗大ごみ処理施設、剪定(せんてい)枝リサイクル施設。
提供:
建通新聞社