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　金沢市は、磯部町にある城北市民運動公園内の施設整備で、老朽化が著しい市民野球場の改修を計画しており、来年度にも実施設計に着手したい考えだ。
　市民野球場は１９９０年に開場。広さは両翼９９メートル、中堅１２２メートルで、内野はクレー、外野は天然芝が施されている。照明設備は６基備わり、収容人員は内野７０００人（背もたれ付スタンド席）、外野３０００人（芝生）の計１万人。近年はＢＣリーグ「石川ミリオンスターズ」が公式戦球場の一つとして使用している。
　現施設は、経年劣化によりスタンド席の固定部が錆びていたり、会議室の天井の一部が雨漏りで腐食したりしている。
　改修計画は、１７年度に策定した第１次スポーツ施設整備計画に盛り込まれたもので、来年度から３年間を整備期間としている。
　改修では防水やトイレ、更衣室などの内装、夜間照明設備の水銀灯からＬＥＤ照明への取り替えを計画。特にトイレの改修では女性も利用しやすくする方針。内外野席の有効活用についても検討している。