十日町市の関口芳史市長は2日、北陸地方整備局に吉岡幹夫局長を訪ね、道路事業などに関する要望活動を行った。
この中で関口市長は、八箇峠道路の関越自動車道への早期接続などを求めた。これに対し吉岡局長は、「つなげることで整備効果が格段に上がる」と応えたほか、十日町道路の早期事業化にも、理解を示しているもようだ。また関口市長は、防災・安全交付金および社会資本整備総合交付金を含む予算総額の確保について「本省へも要望を行っていく」と力を込めた。
要望内容は次の通り。
【上越魚沼地域振興快速道路の整備促進】
▽八箇峠道路野田ICから余川IC(仮称)間の早期開通に向けた事業推進
▽十日町道路早期事業化に向けた国からの支援
▽平常時、災害時を問わない安全・円滑な基幹ネットワーク確保に向けた重要物流道路の早期指定と重点整備
【防災・安全交付金および社会資本整備総合交付金を含む予算総額の確保】
▽公共事業関係予算の総額確保と老朽化対策費用の別枠での予算確保
▽道路改良・修繕および除雪等にかかる予算確保
▽19年度予算における道路予算の安定的な確保および経済対策として使途を限定しない18年度補正予算の早期編成