バイオマス発電プロジェクトを手掛けるエクイスバイオエネルギー(東京都中央区)は、高岡市内で計画するバイオマス発電事業の概要を明らかにした。設計・施工は東洋エンジニアリングが担当。フルターンキー契約となっている。
ボイラーはアンドリッツ社製、タービンおよび発電機はシーメンス社製が採用される。
建設工事は19年春に着手する。
建設場所は伏木万葉ふ頭で、敷地は約4万5000平方メートル。17年に県から取得した。発電能力は50メガワット。21年第3四半期に電力供給を始める予定だ。
オペレーションおよびメンテナンスは東京電力カフュエル&パワーに業務委託。電気は北陸電力に販売される。
燃料となる木質ペレットは大手総合商社を通じて輸入。20年間の供給契約を結んでいる。同事業では、銀行9行から約250億円を調達する。