岡山県備前県民局は、農村地域防災減災事業(ため池整備)の一環として森末中池地区のため池整備に伴う工事用道路の整備を早ければ2019年度上半期に発注する。稲刈りが終わる秋以降から工事を行う予定としている。測量設計をエイト日本技術開発(岡山市北区)に委託しており、19年3月中旬をめどに詳細をまとめる。
工事用道路の総延長は680b。森林から低山地区間の延長が554b、耕地から丘陵地区間の延長が126b。森末中池堤体改修工事で使用する道路の整備を行う。
森末中池(岡山市東区瀬戸町森末地内)は、堤体を前刀金工法で地盤改良や盛土・波止めブロックなどで全面改修し、堤長60b、堤高14・4bに補強する。その他、洪水吐き(延長54・4b、幅員5・6〜3b)や底樋(延長63・2b、口径900_)などの改修も行う。事業の完了は21年度を見込んでいる。
「提供:建通新聞社」