北陸地方整備局は1日付で、18年度発注見通しを公表した。県内の政府調達協定対象(WTO)工事は2件(うち1件公告済み)。朝日温海道路関連で、トンネルや橋梁などの構造物設計を新たに追加した。
WTO案件は大河津分水路新第二床固改築I期工事(長岡市寺泊野積地先)、国道289号2号トンネル工事(三条市塩野渕地内)の2件。前者は公告済みで、19年1月28日に開札を行う。後者は第4四半期の入札を予定しており、近く公告となる見通しだ。
朝日温海道路関連では▽H30朝日温海道路(猿沢から大須戸地区)詳細設計他▽朝日温海道路国道7号跨道橋(仮称)詳細設計▽朝日温海道路大須戸川橋(仮称)詳細設計▽朝日温海道路3号トンネル詳細設計▽朝日温海道路朝日まほろばIC橋他1橋予備設計−の業務5件を追加。いずれも第3四半期に入札する。担当事務所は新潟国道事務所。
隣県分では、7月豪雨で被災した犀川(長野県松本市)の災害復旧工事2件を新たに追加。下田護岸災害復旧工事(松本市島内下田地先)は工事発注規模2億円以上3億円未満、島内護岸災害復旧工事(同市島内地先)は1億円以上2億円未満となる。工期はともに約4カ月で、第3四半期の入札を予定している。担当は千曲川河川事務所。