新見公立大学(新見市西方1263ノ2)は、地域共生推進センター棟の建設に向けて、公募型指名競争入札で施工者を決める。建築は3社構成JVで3グループ、電気設備と機械設備は2社構成JVでそれぞれ2グループを指名し、10月17日に入札を執行する。
今回の入札は新見市の発注標準を基にした公募型指名競争入札。新見市内の業者で、指定のランク以上であることなどの条件を満たした者同士がJVを結成。大学側に指名願いを届け出て、9月19日に指名が通知された。
建築の指名メンバーは、丸山建設・中村建設工業・三備電業社JV、片岡工業・宗宏工業・杉岡建設JV、宮本工業・伯備建設・山一工業JV。
電気設備は、中電工・東亜電工JV、三備電業社・杉岡建設JV。機械設備は、中電工・東亜電工JV、三備電業社・中村建設JV。
地域共生推進センター棟は、短期大学2学科を4年制大学に移行するために新築される。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上5階建て延べ約6000平方b。施設内には大学の講義室、新見市が使用する学術交流センターの機能を持つスペースなどが配置。エレベーターは1基設置。講堂(ホール)も併設する。
総事業費は設計前の段階で、最大25億円。建設場所は既設学術交流センターの北側の土地で現在造成中。2020年4月からの供用開始を目指す。
基本・実施設計は、宮ア建築設計事務所(岡山市北区)が担当。
「提供:建通新聞社」