北陸工業新聞社
2018/09/26
【富山】さらなる安全意識の高揚を/建設労働災害防止大会開く/整備局富山
北陸地方整備局富山河川国道事務所工事安全対策協議会(会長・福濱方哉事務所長)は25日、第30回建設労働災害防止大会を富山市の岩瀬カナル会館で開き、事務所職員と工事関係者ら約170人は、安全管理の徹底へ決意を新たにした。
大会の冒頭、福濱会長があいさつに立ち「これから冬が近づき現場条件が厳しくなるが、より一層、現場内の安全管理に留意していただきたい」と話した。続いて富山労働局労働基準部の石倉裕明健康安全課長が「建設業における労働災害の防止について」と題して講話。協議会幹事長の金川亨同事務所工事品質管理官が協議会活動計画を、常願寺川・神通川地区や高岡地域道路の各地区安全対策協議会が活動報告を述べた。
今年度の安全管理優良受注者表彰として、干場建設と松本建設が紹介され、同社が事例を発表。受注者を代表して宮田英和さん(道路技術サービス)が安全重点目標を唱和し、干塲信洋さん(射水建設興業)が「無事故で無災害で完成の日を迎えられるよう、さらなる安全意識の高揚を図ります」と安全宣言を読み上げた。副会長の分家一嘉分家工業社長のあいさつで閉会した。