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建通新聞社(中部)
2018/09/26

【愛知】名高速 名駅周辺アクセス改善で予備設計

 名古屋高速道路公社は、名古屋駅周辺の高速道路のアクセス改善に向けて、新たな出入り口や連絡路の予備設計に着手する。同公社は、予備設計を行う渋滞対策設計業務と工程表の作成などを行う渋滞対策事業推進に係る業務の一般競争入札をそれぞれ公告した。入札参加の申込期間は10月5日まで。開札は10月15日。
 設計を行うのは、新洲崎ジャンクション(JCT)、黄金出入り口、丸田町JCT。
 新洲崎JCTは、名駅通へ接続する出入り口の新設を計画している。名駅通から入り口は環状線と高速2号東山線に、出口は環状線、東山線のいずれからも出られるようにする。
 黄金出入り口は現在、東側に向かう入り口と、西側に向かう車の出口のみとなっている。これに西側に向かうための入り口と、東側に向かう車の出口を追加し、フルランプ化する。
 丸田町JCTは、環状線から東山線へ連絡する西渡り線を新設する。また、丸田町JCTの西側に栄出入り口を追加する。環状線は、1日当たり5〜6万台が通行しているのに対し、東山線は1〜2万台の通行台数となっている。栄出入り口追加と渡り線の追加により、環状線の渋滞緩和と名古屋駅へのスムーズなアクセス向上を目指す。
 設計業務では、これらの整備の予備設計を行う。委託期間は2019年10月31日まで。
 事業推進に係る業務では、27年度末の工事完成までの期間の工程表を作成する他、事業推進会議の運営支援などを行う。委託期間は19年3月15日まで。

提供:建通新聞社