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滋賀産業新聞
2018/09/26

【滋賀】彦根市 新市民体育センター整備

 彦根市は、県立総合運動公園の改築に伴い計画している「仮称・彦根市新市民体育センター整備事業」について、当初9月末の完了を予定していた実施設計の期間を今年度末までに変更し、昨年12月から進めてきた実施設計に関して現在、経費的な面等を考慮した最終的な検討・調整作業を行っている。
 総額で58億9000万円(造成費を除く)とした当初の建設費が最終的にどの程度となるか注目されるが市では、19年度の当初予算で建設工事費の予算化を図る考えで、諸手続きを経て19年の上期には施工業者を決定し、19年度の下期からの着工となる見通し。
 計画によると、現在のひこね燦ぱれす(彦根市小泉町648―3)を解体・撤去した跡地および、その周辺をあわせた約3万6000平方bを事業用地に、当初の計画(基本設計)では、3階建の体育館施設と、2階建のまちなみ交流施設から成る新たな複合施設を建設。両施設を合わせた総延床面瀬は1万3265平方b規模となっている。
 昨年4月から新市民体育センター建築設計検討委員会(宗田好史委員長・京都府立大学副学長)等において検討・協議を重ね、昨年末には基本設計を取りまとめ、実施設計を開始した。
 また、新市民体育センターの事業用地については、16年度に文化財の試掘調査を行い、昨年度から本発掘調査に取り組んでおり、今年度も引き続き文化財発掘調査を進めている状況。文化財発掘調査が終わった部分から順次、造成工事に取りかかり19年度に造成の仕上げを行い、建築本体工事を開始する予定。
 基本および実施設計は、石本建築事務所(大阪支所・大阪市中央区)が担当している。

提供:滋賀産業新聞